大阪市消防局は平成27年中の消防・救急の概要を発表した。大阪市内で発生した火災件数は870件、前年と比較して151件(14.8%)の減少。

 火災による死者(放火自殺者を除く)は24人で、前年と比較すると6人(20%)減少し、負傷者は148人で、26人(14.9%)減少した。
 原因別では、「放火(疑い含む)」「たばこ」「ガスこんろ」の順。

 「放火(疑い含む)」による火災は、214件発生しており、前年と比較すると43件(16.7%)の減少、この10年間で266件(55.4%)減少したが、火災全体の24.6%を占め、依然として火災原因の第1位(昭和51年から40年連続)となっている。

救急概況

 平成27年中の救急出場件数は21万9,876件で、前年と比較すると1,595件(0.7%)増加し、搬送人員は17万8,907人で、前年と比較すると2,499人(1.4%)増加した。
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/shobo/0000338571.html

  •  火災件数 870件 (前年比 151件減)
  •  救急出場件数 219,876件 (前年比 1,595件増)
  •  救助出場件数 2,953件 (前年比 188件増)
  •  火災・救急・救助以外の出場件数 5,946件 (前年比 500件増)

 

平成27年消防活動概況表
 平成27年平成26年増減数増減率
火災件数(件)8701,021-151-14.8%
焼損床面積(㎡)4,78312,675-7,892-62.3%
損害額(千円)445,114906,963-461,849-50.9%
火災による死者(放火自殺者を除く)(人)2430-6-20.0%
放火自殺者(人)36-3-50.0%
負傷者(人)148174-26-14.9%
救急出場件数(件)219,876218,2811,5950.7%
搬送人員(人)178,907176,4082,4991.4%
救助出場件数(件)2,9532,7651886.8%
火災・救急・救助以外の出場件数(件)5,9465,4465009.2%