大阪市は27日、東日本大震災の被災者を受け入れていたインテックス大阪(住之江区)の一時避難所を、5月の連休明けをメドに閉鎖すると発表した。当初は人口透析が必要な人をはじめとして、1,000人規模で体制をとっていたが、27日現在の受け入れ者は延17世帯、28人にとどまっていた。

 現時点での入所者は市営住宅などへ入居する予定があることや、被災者用の市営住宅や職員公舎の整備が進み、受け入れも可能となっていることから、新たな避難者の受け入れについては、市営住宅や職員公舎で行うとしている。

 なお、使用した間仕切り用資材については、被災地から避難者のプライバシーを確保するため、緊急支援物資としての要請があるほか、一時避難所に寄付があった物品を順次、支援物資として搬送するという。
関連資料
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